燃え上がる賃金闘争 「フィシーフとリンガ」で座り込み
賃金と労働者に対する違反による政府批判が、激しさを増している。多くの労働指導者が、人材移民相アーイシャ・アブドゥルハーディーを、彼女が国家賃金会議の一員であるにも関わず、二千万人以上の労働者に関わる法律違反で批判している。国際労働機関は最新のリポートで、エジプトにおける労働者に対する違反が継続していることを示しており、一方でとりわけ身体障害者と農地改善労働者による座り込みが、シャンム・ル=ナシームの休日にも関わらず続けられている。
エジプト経済社会権センター長ハーリド・アリーは、人材相に公式文書で労働問題を司る大臣として、物価高騰に見合う公正な最低賃金設定に介入すべきで、彼女が高等賃金会議の一員である以上尚更である、と要求したことを述べた。
アリーは、メーデー前に最低賃金を決める国家賃金会議の緊急会合を開く必要性を訴えた。
座り込みでは、身体障害者らが人民議会前歩道で、三匹のリンガ(訳注:ニシン)と一匹のフィシーフ(訳注:ボラの塩漬け)とパンと玉ねぎという、シャンム・ナシームのお祝いとしては最も安いイフタール(訳注:本来断食明けの食事のことだが、ここではハンガーストライキ後の食事)をとった。
彼らの多くが、一昨日人民議会議長アフマド・ファトハー・スルールに面会し、遅くとも次の木曜日始めまでには問題解決のための連絡を行うことを約束した、と述べた。
一方、組織行政中央局局長サフワトゥ・イル=ナッハースは、行政局の職員は最低賃金低下に苦しめられてはおらず、最低賃金を巡る相違は、労働者連合と労働組織に限られている、と述べた。
イル=ナッハースは、昨日の本紙との単独会見で、政府関係の分野では最低賃金は第六段階になっており、これは450ポンドになり、国際基準にも一致する、と述べ、インフレと物価上昇にあわせて最低賃金1600ポンドを適用せよ、とのいくつかの労働者連合の要求に対する回答を示した。
最低賃金引き上げ要求
留学まとめ
