エルバラダイ「西洋の独裁体制支持が過激派を呼んでいる」

エルバラダイ「西洋の独裁体制支持が過激派を呼んでいる」

イル=バラーダイー:西洋が抑圧的体制を支持することは過激派の新たなる世代を生む
 国際原子力機関前事務局長ムハンマド・イル=バラーダイーは、西洋の政府は「中東の抑圧的な体制を支持し続けるなら、イスラーム過激はの新たな世代と直面することになるだろう」と述べた。
 イル=バラーダイーは、英国ガーディアン紙で、西洋の同地域に対する政治は「石油供給を続ける独裁的な体制支持に依存しており、国民にまったく支持されず日々信頼を失っていっている人々に与している」と述べた。
 イル=バラーダイーは、治安面についてはいかなる問題も恐れておらず、もっと慎重になるべき、という忠告を受けているにも関わらず、護衛なしで運動することを望んでいる、と語り、「貧困と窮乏の中で生きる人々が街でわたしの下に集まり、改革を望んでいる、と言っている。わたしは彼らに耳を傾けたいのだ」と語った。
 また、イル=バラーダイーは、イッ=ダカフリーヤ改革国民連盟オーガナイザーで腎臓移植のパイオニアであるムハンマド・ガニーム博士の招きにより、諸県遊説の最初にイル=マンスーラ市に向かい、ガニームの創設した腎臓センターに朝十一時に訪れることから遊説を始め、その後シャイフ・ハサーニーン・モスクで金曜礼拝に参加し、それから市内を巡り、公設食堂の一つで昼食を摂ることが決まっている。
 改革国民連盟スポークスパーソンのハマダー・キンディール、イル=バラーダイーは、彼の友人ガニーム氏の招きに応じてイル=マンスーラを訪れるもので、パレードやデモを伴なうものではない、と述べた。
 また、改革組織「権利が欲しい」運動オーガナイザーのサフワーン・ムハンマドは、アレキサンドリアの治安部隊が同運動の五人のメンバーを拘束し、「共に変革を」声明への署名集めとイル=バラーダイー擁立のための活動、憲法改正への呼びかけを継続するなら、一層の逮捕活動を行うと脅迫されている、と語った。
 イル=イスマーイーリーヤでは、大統領選へのイル=バラーダイー擁立キャンペーンが同県での活動を一昨日開始し、同キャンペーン指導者のアブドゥルラフマーン・ユースフは、3から5%のエジプト人が動けば十分であり、改革を始める基礎作りを演じるだろう、と述べた。
 一方、改革国民連盟は一昨日、ボールスウェードで最初の会合を開き、県内連絡の責任者にアブドゥルファッターフ・ファーイドを選出し、メンバーで毎週会議を開くことを採択した。

 参考:محمد غنيم – ويكيبيديا، الموسوعة الحرة

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