外国人による不動産違法取得

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政府が人民議会で認める イスラエル人を含む外国人らが800キロメートルと1000のフラットを捏造によりシナイ半島に所有
 法務相補佐ハサン・バドゥラーウィー顧問は、外国人がシャルム・ッ=シェイフのコーラル村に1000の住居を偽造により所有していることを認め、こう付言した。「これらの捏造者たちを我々が追いつめたところ、調停に逃げられた。動産・不動産の権利については調停の介入は認めていないのだが。そこで、彼らに有利なように下された173の判決について、イスマーイーリーヤ検事総長が破毀院に訴えた」。
 また、ファールーク・イスマーイールがこの問題について提出した質問への回答で、外国人が偽造によりシナイに800キロメートルを所有していることが明らかになり、彼はこれを「余暇」と表した。
 一方、南シナイ事務総長ガマール・ル=ガマリーは、このような事態が繰り返されないために県がいくつかの施策をとることを確言し、すべての会社は認可される前に治安措置を取られることを明らかにし、こう続けた。「すべての会社をあらゆる治安上の観点から査察する、国防省と観光省共同の委員会を設置した」。
 ファリード・イスマーイールの代理人は次のように述べている。「シナイは、政府の影響のまったくないシオニスト筋によって仕組まれた陰謀にさらされている。シナイ観光開発社は、見た目はエジプトの会社だが、実態はドイツの会社の隠れ蓑で、この会社は11人のエジプト人弁護士と共謀し、シャルム・ッ=シェイフで外国人の不動産および住居購入のために350件の偽造を行った」。
 彼はまたこう付け加えた。「これらの裁定により彼らはコーラル村で1000件のフラットをイスラエル人の名で登録した。住居の代金は海外からこれらの会社の口座に支払われたが、捏造された書類はエジプトの裁判所によって発行されたものだ」。またこう続けた。「住居だけの話ではなく、シャルム・ッ=シェイフの278フェッダーンの土地が同じく捏造により取得されている」。
 一方、イスマーイーリーヤ第一刑事裁判所では、偽造書類による国有地取得の裁判が行われた。土地は外国人に売られたもので、その中にはイスラエル人も含まれる。
 三十人の弁護士による弁護団は南シナイ地方長官、県法律顧問および不動産事務総長の呼び出しを求めた。裁判所は、三箱にのぼる証拠書類の処理と証人への聴取のため五月十八日に裁判を延期することを決めた。

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