憲法改正への動き

憲法改正への動き

158人の政治家が憲法改正と世襲への対抗のために「国家事業団」の結成を宣言
 昨日新たな政治運動「国家事業団」の結成が宣言され、結成文書に158人の政治家と文化人が著名した。その筆頭にはアレキサンドリア裁判官クラブ元代表マフウード・アル=ハディーリー顧問および憲法学者ヤフヤー・アル=ガマル、ターリク・アル=バシャリー顧問ならびにワフド党、イッ=タガンムア(集合)党、ナセリスト党、戦線党、ガッド(明日)党、尊厳党および設立準備中の中道党の代表者ら、文学者と芸術家である。
 同団設立文書は、国民政府の元での移行期において新憲法を準備すること、これに先立ち現行憲法の76条と77条と88条を改正し政権世襲を阻むために大統領選立候補の門戸を開くことを要求している。
 同団はその設立声明において、大統領任期を二期に制限すること、および選挙の法的監督とそのための独立運営委員会設立が必要であると主張している。
 ハマダー・キンディール記者は、同団結成準備は先月の間に素早く行われ、適切な時期に発表された、と述べた。また設立文書を読み上げる際に、同団はムハンマド・イル=バラーダイーの宣言した改革のための国家連盟に合流するとしている、と付け加え、この要求の元に全政治勢力を結集させることを呼びかけた。
 一方、「イル=バラーダイーを支持する人民運動」の責任者らは、改革要求のために彼らが集めた著名が八千に達した、と述べた。同運動メンバーのアブドゥルムンイム・イマームは、イル=ガルビーヤ県、イッ=ダカリーヤ県およびアレキサンドリア県で同運動のための三つのグループが形成され、四ヶ月間で十八県をカバーしようとしている、と述べ、デルタ地域と運河域諸県に運動の活動を集中することを明らかにした。

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