大聖堂の階段の悲しき讃美歌
一昨日、数百人がコプト正教会大聖堂の階段に集い、毎週行われる司祭の説教の前に、七人の市民が犠牲となったナグア・ハマーディーの事件が批判された。
集会のほとんどの参加者は、この機会のために特別にあつらえた黒い服を着ており、そこには、福音書の聖句と共に「なぜわたしを殺すのか」と書かれていた。教会の入口に立てられ、花と蝋燭に囲まれた記念碑の前で、悲しみの讃美歌を繰り返した。
ウゥバトゥ・ッナフル教会の司祭でイル=カティーバ・ッティビーヤ編集長のイル=クムス・マティヤース・ナスルが、この集まりを先導した。この後ナスルは、聖堂の司祭の入場後、集会を終わらせたが、参加者はシュヌーダ司祭の話を聞くことを求め、説教の後も集会を続けようとした。
一方、シュヌーダ司祭は、ナグア・ハマーディーの事件はぞっとするものだ、と語った。教会のスポークスパーソン、マガッラ・イル=カラーザは、イードの祝賀に訪れた重要人物らと話したが、彼らは皆、この酷い犯罪に対する非難を示していた、という。
イル=カティーバ・ッティビーヤは、コプト教徒の運動・新聞らしく、コプト語による教育などを提唱しているらしいです。

