エジプトの新聞で、キムさんのお写真を拝見しました。

エジプトの新聞の北朝鮮 posted by (C)ほじょこ
北朝鮮の後継者問題についての記事なのですが、記事本文より、気になったのは次のくだりです。
北朝鮮は父「イル」から息子「ウン」への権限委譲を来年始めに行うだろう
え!? もしかして、金正日・金正男の「金正」までが苗字として認識されています??
でも、本文中には金日成元主席の名前を登場しますし、三人並べれば括り出されるのは「キム」だということくらいわかりそうなものですが・・。
後継者問題なら、エジプトは他所の国の心配をしている場合じゃないのですけれどね。
ちなみに、写真は金正日さんの方ですよね。キャプションが「キムジョンウン」となっているのですが、ジョンイルの間違いですよね。わたしが間違っていますか?
以下、記事全文の怪しい翻訳です。
北朝鮮の「病める」指導者、2010年の息子への権限委譲に備える
北朝鮮のプロパガンダが現在示していることはただ一つ、「政治劇場」である。これは、キム・ジョンウンが、父であるこの国の病める指導者キム・ジョンイルの後を継ぐ支配を迎えるためだ。
ここ最近のプロパガンダで最も目につくものは、コーラス団による唱歌である。その最高の種類のものは、公式の晩餐でキム・ジョンウンの栄光を称えるものであり、韓国の何人かのアナリストは、これを権限委譲問題において進展がある兆候と見ている。韓国のヨンハプ(聯合)ニュースが昨日の報道が、これを裏付けている。情報機関責任者の言葉として、現在の指導者が「国の諸事業を行うに足るよう静養中」のままである現況を鑑み、北朝鮮は父「イル」から息子「ウン」への権限委譲を来年始めに行うだろう、と伝えるものだ。
六十七歳のイルが、昨年脳卒中に見舞われたのは知られているが、国の支配を確かなものにする程度には消え去らないままだった。
病は、建国者である父キム・イルソンから世襲した北朝鮮指導者に、三男への権限委譲を急がせている。このプロセスは、彼の健康改善以来遅延を見てはいるが、放棄されたわけではない。
今、平壌の政治的情景を眺める観測筋は、疑念の色を濃くしながら、次のように示唆している。「全権を掌握する父イルは、2010年の初めに子息ウンを後継者とすることを、政治指導者のすべてに対して説得できるのだろうか。これは、世襲による権限委譲を行う、世界で唯一の共産主義国家を率いることができる若き指導者として、彼を認めさせるための一連の選挙キャンペーンによって行われるのだ」。
最近新聞で目立つ記事と言えば、例の列車事故のニュースと、ロシア生まれのドイツ人が裁判所内でエジプト人女性を刺殺した事件でしょうか。
後者を検索すると、日本語ではテヘランでの抗議運動のニュースしかひっかからないのですが、どういうことなのでしょう。元の事件は全然報道されていないのでしょうか。裁判所内でメッタ刺しにして殺害、というだけでも、十分取り上げられる価値があると思うのですが。
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