مشاري العفاسيミシャーリー・アルアファーシー、アラブの衛星テレビ、アルジャジーラ子供チャンネル

 مشاري العفاسيミシャーリー・アルアファーシーという、有名なクルアーン読誦者がいます。泣きの入った(?)独特の味のある詠み方をする人で、日本にいた時はこの人のクルアーンをiPodに入れて毎日聞いていましたし、今もネットブックに最後の方だけ入れてあります。すごくカッコイイです。しかも男前(笑)。
 テレビにも登場して、子供達と交流している番組を見たことがあります。そのままズバリのAlafasy.comという公式サイトもあります。
 アラブの衛星テレビには、一日中クルアーンを流しているチャンネルがあり、よく商店の店先などでつけっ放しにされているのですが、今日テレビを見ていたら、alafasy quranという、そのまんま「一日ずっとアルアファーシー」というチャンネルがあるのに気づきました。アルアファーシーさん一人のために一チャンネルです。
 でも、それだけの値打ちがあるくらい、本当にカッコイイんですよね。うっとり聞き惚れてしまいます。
 クルアーン読誦の音声と共に、アラビア語と英語のタフスィール(翻訳=解釈)が流れます。クルアーン学習素材のようなものは、現在ではネット上に山ほどあるのですが、こうしてテレビで流されていると、気軽に眺めることができて便利です。流しているだけでご利益があるような気がしてきます(笑 < 念のためですが、こういう発想はイスラーム的にはダメ)。
 DVDか何かになっていたら、買って帰りたいなぁ、と思っています。
 画面はこんな感じ(ウチのテレビが白黒なだけで、本当はカラーです)。
アル=アファーシー・チャンネル
アル=アファーシー・チャンネル posted by (C)ほじょこ
 アラブの衛星テレビで他によく見ているチャンネルと言えば、何と言ってもアルジャジーラ子供チャンネル。ほぼ全部フスハーだし、素材も優しいし、日本語でもこういう子供向け番組が大好きなので、ちびっこ並にかじりついています。
 お昼ぐらいに子供が対戦するクイズ番組があり、二日に一回くらいはチェックしています。お姉さんが「イジャーバトンー・・・サヒーハ!(正解!)」とか引っ張るのが万国共通で好きです。クイズ番組なので豆知識も身につきます。
 先日はネイチャー系のドキュメンタリ番組で、北海道はサロベツのムササビが取り上げられていました。「空飛ぶリス」みたいな言い方をしていましたが、あれはムササビというのですよね?(日本語ヤバイ)
 真冬の北海道の原野が舞台ですので、あれを見たアラブの子供たちは、日本というのはものすごい雪深い過酷な土地だと思ってしまうのではないでしょうか。
 「うわ、イタチが来たぞ! 危ない! 巣の中に逃げろ!」みたいなナレーションがついていて、めちゃくちゃ楽しいです。
 リスはسنجابで、フスハーだと「スィンジャーブ」ですが、エジプト方言では「スィンゲーブ」、耳で聞くと最後のb音がかなり弱くなって「ル」みたいに聞こえて、最初は「スィンゲール」なのだと思っていました。
 この単語は、友人が送ってくれたリスの写真をマタアムの女性店員に見せたら「きゃー、スィンゲーブ!」とはしゃいでいたので覚えました。

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