誰も歩道で寝ていない
カイロ県は昨日、人民議会の建物を取り囲む道路の清掃を行った。一昨日夜に、治安部隊が、「アムニスト」「イッ=ヌバリーヤ」「電話機器製品」各社労働者の座り込みを強制的に終わらせた後だった。ここ三ヶ月間、座り込みやデモが続けて行われていた。
情報筋によると、座り込み強制排除は、昨日朝のケニア首相ライラ・オディンガによるエジプト首相アフマド・ナジーフ訪問直前に、急遽決定されたという。抗議デモや座り込みの怒声がケニア賓客訪問に悪い影響を与えないよう、民議会通りから数十メートルの首相官邸でこの決定が下された。
イッ=サイイダ・ゼイナブ責任者が、昨日、通行妨害の容疑で、「アムニスト」社の労働者六名をスペース確保のために立ち退かせた。
これに関連し、通商組合労働者サービスセンターのカマール・アッバース代表は、座り込みの強制排除は違法行為であると、国際労働機関に公式に訴えることを確言した。イッ=タガンムア党の諮問議会議員でヘルワーン労働者連合代表のアブドゥルラフマーン・ハイルは、「座り込みで人民議会に突入して衣類を脱ぐのは、権利の悪用だ」と述べ「治安部隊が自分を守るのは彼らの権利だ」と付け加えた。
ライラ・オディンガ訪問前の座り込み強制排除
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