ショブラで高校生らがナイフで喧嘩

ショブラで高校生らがナイフで喧嘩

ショブラの学校前で生徒二人がナイフで喧嘩
 ショブラのアフマド・ヘルミー通りにあるイル=ワフダ・ル=アラビーヤ・ッ=ダグリビーヤ高校の生徒二人の喧嘩がナイフによる格闘に発展し、イッ=シャラビーヤ地区に住む一人の生徒が、放課後にクラスメイトに懲罰を加えるべく、友人や親戚を呼び集めた。
 同地区の目撃者によると、ムスタファーと呼ばれる同校の生徒が学校から出ようとすると、彼を殺そうとする人々に襲われた。彼らは、彼と喧嘩していたクラスメイトの親戚や知人だった。この生徒が親戚を学校の前に呼び寄せ、ムスタファーが学校を出たところでナイフを突きつけたのだ。彼はすぐさま学校に逃げ戻り、友人に連絡し、友人らが彼を助けに駆けつけたところで、両者の間で激しい揉み合いになった。警察が呼ばれ、両者の仲裁に入った。
 校長のユスラー・サブラーは、近隣住民が事件について語っていることを否定し、喧嘩は学校のあるイル=イシュワーイーヤ地区の住人らの間で起こった、と述べた。そして、喧嘩の犠牲になりかけた一人の生徒を、親族が迎にくるまでかくまうために、学校の門を明けざるを得なかった、と述べた。
 「喧嘩は学校とはまったく関係ない。学校当局は当事者ではないし、警察を呼んでもいない。翌日にはまったく正常に授業を再開しており、三月三日の恒例の体育祭も行った。同じ日に記者会見を行ったが、これは様々なメディアの要請に応えたものだ」と校長は語った。

 مطاوىムタワはナイフですが、エジプト方言のはずです。調理用のものではなく、格闘用のナイフを指しますが、ハンガルよりはポケットナイフ的なイメージだと思います。
参考:
الشرابية – ويكيبيديا، الموسوعة الحرة

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