エジプトでの「エルサレムのユダヤ化」反対運動

エジプトでの「エルサレムのユダヤ化」反対運動

エジプトの大学での反イスラエル怒りの日 占領軍はエルサレムのユダヤ化を継続
 昨日、怒れる学生によるデモがエジプトの大学を席巻した。イスラエルのアクサー・モスク侵入と、イブラーヒーム・モスクと占領下西岸のビラール・ビン・ラバフ・モスクをユダヤ遺跡のリストに含めたことに抗議するものだ。占領当局はエルサレムをユダヤ化する扇動政策を、とりわけアクサー・モスクに囲まれた地区で継続している。
 デモの最中、十三の大学の何千ものエジプト人学生が、アメリカとイスラエルの旗を焼き、その中には、アズハル、カイロ、アイン・シャムス、タンタ、バンハー、ファイユーム、ヘルワーン、ザカーズィーク、カファル・ッ=シャイフ、ミヌーフィヤ、アレキサンドリア、ベニー・スウェーフ、マンスーラの各大学の教授も参加し、アラブの調停者の沈黙を非難した。
 デモの要求は、ムスリムの聖地への攻撃するイスラエルとの国交断絶、ガス、セメント、建築資材の輸出停止、聖地防衛を望む若者にジハードの門を開くこと、イスラエル製品のボイコット、シオニストに従うものと断絶しこれを暴露すること、封鎖解除のための活動、壁建設活動(訳注:エジプトとガザ国境の金属障壁建設)の中止、解放のための唯一の方法としての抵抗へとまとまるようパレスチナ諸勢力に呼びかけること、である。
 一方、占領当局はエルサレムのユダヤ化計画を継続し、イスラエル当局は、「遺跡公園」建設のために、アクサー・モスクの壁に近い旧市街周辺のサルワーン地区にあるパレスチナ人の住居数十を破壊しようとしている。
 問題の場所が、ソロモン王の設立したユダヤの古代歴史的遺跡地区である、との同国首長の言明は、パレスチナ人住民およびアラブ系イスラエル人の激しい批判を招き、イスラエルの「平和を今」運動は、これえを「政治的爆弾」に等しいとした。

参考:
ビラール・ビン=ラバーフ – Wikipedia

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