エルバラダイ歓迎で「四月六日」青年運動から二名の逮捕者

エルバラダイ歓迎で「四月六日」青年から二名の逮捕者

三方面がカイロ空港でイル=バラーダイーを待つ 群集に対し治安上の警戒
 国際原子力機関前事務局長ムハンマド・イル=バラーダイーが、明日金曜日の午後カイロ空港に到着する。「治安、政府、市民」の三方面が彼を出迎え、治安機関は、空港での出迎えにおけるあらゆる違法な集まり対して警戒している。情報筋によると、外務省が出迎えの代表にあたるが、「四月六日」運動の多くのメンバーが彼への支援を通りで訴えようとし、彼を支持するスローガンを書き空港へ皆で出迎えに行くことを促したため、治安当局が二名を逮捕し、取調べが行われている。
 カイロ国際空港の責任者筋は昨日、明日金曜日にオーストリアから帰国するイル=バラーダイー出迎えの意思を表明している諸団体は、法律違反、乗客妨害、乗客の外出妨害、または空港施設損害にあたる、と警告し、違反者には厳しくあたる、と強調した。イル=バラーダイーが出てくるホールは分かっていないが、「前回の旅行からして、おそらく三番ホールから出てくるだろう。多分VIPホールからで、VIPホール入場許可証を持っているだろうから」。
 ギザ治安当局は、「四月六日」青年運動オーガナイザーのアフマド・マーヒル、同運動アムル・アリーを、イル=バラーダイーを支持する表現を壁に書いていて、イル=アグーザ地区で昨日未明に逮捕した。治安筋によると、彼らの容疑は「通行妨害、公共物損壊、印刷物配布」である。
 「四月六日」運動はメンバー逮捕を糾弾する声明を出し、政治活動員の逮捕がイル=バラーダイー支持と彼を歓迎する意志を阻むことはない、と確言した。イル=ガド党元党首アイマン・ヌール氏は、検事長に対し、マーヒルとアリー逮捕について内務省指導部は法的根拠を欠いている、と届け出た。

 「四月六日」青年運動は、حركة شباب 6 ابريل – ويكيبيدياによると、フェイスブックから始まった活動で、2009年4月6日のゼネスト(失敗に終わる)に呼応したもののようです。
 フェイスブックのページ:Facebook | شباب 6 ابريل .. APRIL 6 YOUTH MOVEMENT
 「四月六日」ラジオ:راديو 6 أبريل – من نحن؟
 公式ブログ?:شباب 6 ابريل
 アイマン・ヌールは、前回の大統領選でイル=ガド(明日)党から立候補した人物。元は新ワフド党に所属し、反体制とはいえ親米派でアメリカとパイプを持っているらしいです。新ワフド党も支持基盤は地主層。
 「四月六日」青年運動について調べていたら、カッコイイ動画を見つけました。顔出ししてコレを言っているのは根性あります。訛りのあまりない綺麗な英語(だと思う)。

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