プロパンガス騒動で死者

「ガス戦争」で最初の死者 政府「騒動は今日にも終わる」

「ガス戦争」で最初の死者 政府「騒動は今日にも終わる」
 「ガス戦争」は昨日さらに悪化し、ギザ県、シッタ・オクトーブル県、ヘルワーン県の多くの地域で、市民同士の諍いが見られ、「刃物やチェーン、卵」が使われ、イムバーバでは一人の死者と一人の負傷者が出た。キルダーサでは六人が負傷、九人が逮捕された。プロパンガスを手に入れようとする押し合いで、多くの高齢者が転んで気絶した。
 ギザのイムバーバ地区では、配管工がプロパンガスを手に入れようとガスの車によじ登り、車の所有者ムハンマド・アブドゥルファッターフ(23歳)との間で揉み合いになり、所有者が死亡、配管工は骨折と重症を負い、監視の元病院に運ばれた。
 一方、ファイユーム県、アスワーン県およびディムヤート県では、ガス配給予定の変更され削減数が増やされた後、危機が勃発した。闇市場の状況を取り締まるため、検事総長は、プロパンガスを貯蔵したり販売して拘束された者たちを、緊急法廷へ引き渡すよう指示した。
 また、閣僚理事会スポークスパーソン、マグディー・ラーディーは「ガス危機は収束し、プロパンガス供給が増強されることで、今日には決着が付けられるだろう」と述べた。

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