プロパンガス価格騒動続く

燃え上がるガス戦争 プロパンガス、70ギニーに 緊急声明が大衆の怒りを警告

燃え上がるガス戦争 プロパンガス、70ギニーに 緊急声明が大衆の怒りを警告
 ガス騒動が、本日予定されている閣議で取り上げられることとなり、石油相と社会連帯相は、ガス危機の原因とその解決のための報告を示す。政府筋によると、エジプト石油機構は、共和国のどこにあってもプロパンガスが不足しないよう、新たに10万本のボンベを放出した。
 昨日時点で騒動はカイロおよび諸県で続いており、プロパンガスの価格はイムバーバやギザ各地で70ギニーまで上昇し、政府倉庫では12ギニーに達している。
 本紙の入手したところでは、社会連帯省は、危機解消のために、カイロおよびギザの多くの地域でガスの割り当てを増やすことを決定した。多くの県の市民が、ガスストーブの元へ帰るのに問題に直面している。
 同省責任筋の明かすところでは、同省の指導の元、大カイロ圏の15の地域で、ボンベの消費者への販売管理が強化され、闇市場へと流れないようにしている。供給検査官らについても、彼らが勤務地に赴き、正しく職務を果たすよう、査察が行われている。
 一方、ムスリム同胞団下院議員連盟スポークスマン、ハマダー・ハサンは昨日、アフマド・ナジーフ首相に対し緊急声明を提出し、その中で、ガスボンベを含むいくつかの基本的な消費財の価格上昇による「大衆の怒り」への注意を呼びかけた。

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