
ナギーブ・マフフーズがGoogleに posted by (C)ほじょこ
ナギーブ・マフフーズ、誕生日を記念しGoogleのロゴを飾る
有名な検索サイトGoogleが昨日、世界的文学者ナギーブ・マフフーズの誕生日記念を祝い、英語での同社名「Google」の中央に、眼鏡が「o」になるようマフフーズのイラストを配置した。
Googleがアラブの著名な人物を祝うのは初めてで、今までは西洋の学者や思想家に限られていた。Googleは、「Googleの答え」というページに、ノーベル文学賞を受賞したマフフーズへの敬意を語る個別のページを開き、そこにこんな質問を載せた。「なぜGoogleはマフフーズの誕生日を記念するのか?」。
Googleの行ったことは、インターネット上のフォーラムで若者たちの大歓迎を受け、「素晴らしく目を引く」と評し、Googleのロゴを飾るマフフーズ像を語り合った。一方、アラブ作家協会長で作家のムハンマド・サルマーウィーは、協会は来月に「ナギーブ・マフフーズと戯曲作品」という大会を催し、マフフーズの誕生記念を祝う、と述べた。この大会は、小説家としてのみ注目され、まだ語られていないマフフーズの戯曲作品に焦点を当てることを目的とするもので、大会では彼の戯曲「傘の下で」の批評が行われる。ナギーブ・マフフーズは、1911年7月11日に生まれ、1988年にノーベル文学賞を受賞した。Googleは、ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンがスタンフォード大学の学生の時に創設され、2004年8月19日に株式公開、資本総額は230億ドルに達し、Yahoo!に次ぐ世界二位を占め、一日に何億もの人が訪れる。
