
アルジェリア問題とカタル posted by (C)ほじょこ
政府筋 アルジェリアでの対ユーロスコム事件、背後にカタルの手
先の事件でエジプト企業に五千四百万ドルの損失 アルジェリアの方策は昨年七月に始まっていた
先のアルジェリア人による攻撃で、ユーロスコム・テレコムの受けた損害は、五千四百万ドルに上ることがわかった。攻撃は、中央センター、営業所、倉庫、工場の三十九箇所に対し行われた。政府筋によると、同社への六億ドルの課税を含む、今に至るまでのアルジェリアの歩みの背後には、おそらくカタルの働き、とりわけ、アルジェリアにおけるユーロスコム・テレコムのライバル会社カタルQTELがあり、この方策は、単にユーロスコムのアルジェリア市場からの追放にとどまらないだろう、と警告している。
情報筋が付け加えるところでは、アルジェリアが経済開放を控えるようになったのは、2008年7月のアルジェリア大統領アブドゥルアジーズ・ブトゥフリーカの演説に始まった。彼はこう述べている。「アルジェリアは、とりわけ投資の分野で、過去にいくつかの過ちを犯してきた。まさに改革の時が来た」。ブトゥフリーカは、アルジェリアにおける海外資本は、アルジェリア国民にもアルジェリア経済にも益をもたらさない、と述べ、アルジェリアでのモバイル運用許可のために七億三千七百万米ドルを課されたユーロスコムについては、三年後に二十億ドルの収益を上げ、アルジェリアには何の役にも立たなかった、と語った。
情報筋の語るところでは、ブトゥフリーカは、エジプトの会社がアルジェリア市場で吸い上げた投資の大きさと、四十億ドルをモバイル網の普及に投じ、五万人のアルジェリア人雇用を生み出したことを忘れてしまった。
情報筋の示すところでは、この時よりアルジェリアは同国投資規制を調整し、海外資本を規制しており、いくつかの会社にしつこくまとわりつくようになっている。財産規制法では、いかなる海外資本においても、アルジェリア人率が三十パーセントを下回ってはならないとし、収益の差し押さえが盛り込まれ、海外の会社は、税務状況の決算次期変更を禁じられている。
段々陰謀論っぽくなってきていますが、これくらいならあり得るかな、というのが恐ろしいところです。
