カイロで鼻の角栓パックやスキンケア用品を入手する

 相変わらずラマダーン時間で遅い朝。
 起きてすぐガーデンシティ方面に出発。
 滞在が伸びる見込みになってきたので、良いスキンケア用品が入手できないか、探りに行くためです。
 ガーデンシティのカスル・イル・アイニ通りにあるセーフ・ファーマシーという薬局が海外製品を色々置いていて、ネフェルタリ(nefertari)なるブランドが低刺激で良いらしい、という情報を見かけたからです。
 ガーデンシティはタハリール広場の南あたりにある、各国大使館やらが集まった外人くさい地区で、そういう場所で海外ブランドが入手できるのはわかります。
 小奇麗な静かな地区ですが、個人的にはあんまり好きじゃありません。外人ばかりで、みんなよそよそしく、そこら中に大きな自動小銃を抱えた兵隊が立っていて、ものものしい雰囲気です。そういう場所は一見安全そうですが、逆に言えば、わたしがテロリストなら真っ先に狙う地区ということで、むしろ危ないくらいでしょう。わたしの滞在拠点なんて、誰も爆破しようとしません(笑)。まぁ、だからといって砂埃だらけの貧しい地区やカイロの凄まじい喧騒が好きかというと、はっきり嫌いと申し上げますが。
 それはともかく、セーフ・ファーマシーを発見。色々な場所にあるチェーンらしいです。小奇麗なドラッグストアですが、それも「エジプト基準」というだけで、日本のドラッグストアみたいな明るさを期待してはいけません。
ガーデンシティ セーフファーマシー
 ネフェルタリは扱いがなかったのですが、代わりに鼻の角栓パックを発見しました。これはすごく欲しかったのですが、軽く近所のドラッグストアを眺めた感じでは見つからなかったので「エジプトじゃマイナーなのかなぁ」と諦めていたものです。
 他に、どこにでもあるものですが、ニベアのサンガードとクレンジングを買いました。
 それはいいのですが、お値段が半端なく高い!
 いやほんと、日本と変わらないどころか、日本より高いくらいです。
 こんなところでエジプトに来て最大のお買い物をしてしまい、レジの前で引くに引けず、心で号泣していました。ランコムのクレンジングとか薦められたのですが、そっちを手に取らないでまだ良かったです。
 日本でコスメ関係のお買い物をすると思えば極端なお値段ではありませんが、鼻パックとニベアでこんな値段になるとは想定外です。
 直前に近所のドラッグストアで抗生物質入りの軟膏を8ポンド(約160円)くらいでゲットしたところだったので、「もう二度とガーデンシティにはいかない」と固く誓いました。どこで買っても、この手の海外製品は非常に高いですが・・。
 ちなみに、軟膏を買った近所の薬局では何度も買い物していますが、いつも親切ですごく安いです。今日は奥方らしいイギリス系の女性(間違いなくキリスト教徒)が綺麗な英語と笑顔で相談に乗ってくれ、とても癒されました。英語で買い物しちゃダメなのですが、外人と見ると英語の達者な人はとりあえず英語で声をかけてくるので、よろしくありません。
 金に糸目はつけん、というなら、是非覗いて見てください。いや、わたしもこの手のものになるとお金の基準が吹っ飛ぶダメ女なのですが、エジプトに来て金銭感覚が超チープになっていた上、手元のお金がかなり寂しくなっていたので、結構な痛手でした。肝心のネフェルタリは見つけられませんでしたが、むしろ幸運だったかもしれません。
 ついでながら、行きはバスで約10円、帰りは歩きました・・・。
 お買い物と言えば、カイロ郊外にシティスターズという巨大ショッピングモールがあり、一度行ってみたいのですが、絶対高いに決まっているし、その前にお金の算段をつけないと身動き取れない感じです。
 「タクシーで一時間ほどかけて行った」という日本人の方による記述を見かけたのですが、わたしの金銭感覚では到底到達できません。近くを通るセルビス(乗り合いバス)があるらしいので、チャンスがあればゴトゴト揺られて行ってみたいです。自転車欲しいです。ロバでもいいです。
 お勉強は代わり映えしないので割愛(笑)。ただ、現状よりアーンミーヤの比率を増やして、半々の時間を割り振って勉強していくことにしました。
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ムバーラク posted by (C)ほじょこ

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